いままで手付かずだった資料整理をしていましたら、池坊由紀さんの新聞記事が出てきました。最近できていないのですが、新聞記事のスクラップは日課だったもので…。この記事で私なりにインテリアと華道の共通点をいくつか見つけましたのでご紹介します。
「生け花は花を生かすことによって人も生かされる」
「1本1本の個性を引き出すには対象を知り、あるがままを受け入れる」
「生け花には陰陽、異なるもの同士が引立てあい調和することによって生まれる、ひとつの世界が和である。そのためには間が大切。距離感を持ち、余白を設けることで想像力がでてくる」
「日本の伝統文化の本質は、和の心。違った要素を持つものを受け入れ、生かす心。自分の主義や表現を相手にゆだねて考える余地を残す」
私見ですが、すべてインテリア・空間づくりに必要な要素です。
特に「余地を残す」こと。とても大切に思います。最初に100%だと、先に窮屈になることが多いと思います。私がデザインする場合でも必ず意識しているのが、この余地を残すことなのです。住む方がこれからの自分たちの生活空間について考えることができる余白です。
これが、将来(2年後、5年10年後?個人差があります)に効いてくるのです。長くなってしまいそうなので、ご興味ある方は一度ご来店下さい。ご説明させていただきます。(金土日の営業ですが…)
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