作品ができるまで。

今回ジャパンテックスに出展した「妖精すっち」の完成までの過程をご紹介します。

普段緩衝材として使われている発泡スチロールを再利用し、今回は主役に大抜擢。
軽い、ローコスト、加工が容易などのスチロールの良い点を生かせる、デザインを考えてみました。
写真はバラバラのスチロール。

今回は照明をTOPに設置するので、配線を事前に通しておきます。

次にこれらをくっつけていき、ベースとなるカタチに削り出していきます。
この時、静電気で白い粉が体中にまとわりつきます。

さらに意匠性の高い頭の部分も取付、削り出していきます。

ある程度カタチになれば、次は補強と質感を出していくため、和紙を貼付けていきます。
この段階から一時的に楽しくなるのですが、単純作業が延々と続くため、結構疲れます。

一通り和紙を貼り終えた状態が以下の写真です。TOPに王冠と照明が付いてます♪

当初の予定ではこれでフィニッシュ。だったのですが、
「最初から完成形に捉われず、成り行きと直感でのものづくり」をモットーにしているので、ひらめきのアイデアでドット柄にすることに…。それが次の写真。

う〜ん、まだ物足りない。単調。
さらに部分的にゴールドのドットを入れることに。

いい感じに仕上がりました。
あとはデコレーションのカーテンを付けると、こんな感じ。
もちろん、座れます。

さぁ〜、最後の総仕上げ的なおめめを。

完成〜。