ノーブズが入居している新港貿易会館が文化庁の登録有形文化財に認定されました。
9年前にこちらに移転を決めた時に感じたこと、それはこの(特にエントランス部)建築材料の使い方と経年変化による趣きは、どんなにお金をつぎ込んでも得られるものではない。ということ。外壁タイルなどはこの会館専用に焼かれたもの。作り手の意気込みが所々で感じられます。そんな空間を仕事の場とさせてもらっていることに、幸せを感じます。
9年前は神戸の方でもなかなか足を踏入れない(いまでもそうですよね)、倉庫エリアでした。移転の際みなさんに「そんなとこ行って、大丈夫?」とお声掛けいただきました。私も重々承知してましたが、空間にほれました。そして仕事のスタイルも180度と言っていいぐらい変わりました。4年後には店の営業日を金土日のみにした訳ですから…(笑)。
そして、今年の3月には前の大きな生糸会館が神戸デザイン都市の拠点となるべく、「デザインクリエイティブセンターKOBE」に様変わりします。
このエリアもちょっとは賑やかになりそうです。何事もカタチ重視だけでなく、ゆたかな発想力で中身も充実していくといいなぁ〜と思っています。
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