2016/06/19

手彫り?いえいえ量産材料を使い、手彫りに見せるテクです。


ントは手彫りがいいのは、わかっています。
見ていて飽きないし、芸術性も出てくるし、何より人を介した味わいがある。

しかし現在の社会を見渡すと、
手彫りするとなると、


職人さんを確保しないといけない。

コストがとても高くつく。
納期がかかる。
イメージを伝え、完成度を高めるための時間、手間がとてもかかる。

これらすべて、モノづくりの醍醐味のところではあるのですが…

そうなんです。現実的に。

では、何ができるか?の視点でデザインを考えると、
本格的とまではいかなくとも、その雰囲気を楽しめるデザインにするということ。
それは豊富な量産材料から、デザインのイメージ・サイズに合うものを、時間をかけて探し求めるということ。
また、量産のものを手彫り風に見せるということは、職人さんにも大きな手間が。
汎用性のある量産品をMy madeに持ってくる訳ですから。
My madeに見合う、加工が必要なのです。
ちょっとした気配りがあるかないかで、仕上がりの良し悪しが決まります。

よって、お願いできる職人さんも限られてくる訳で、
その職人さんが混んでる時はお客様にお待ちいただく。
これも1つ、 私達の付加価値としてご説明させていただいています。

2016/06/17

思い切って、カラー(濃色)レースにすることで…。



例えば濃色のボルドーカラーのレース。いざ、自宅でとなると、なかなか決断まで至らないと思います。

「派手すぎる?」
「失敗したらイヤだ」
「インテリアに合わない」

などのお声が聞こえてきそうです。
確かに家のインテリアを考えると難しい場面があるかもしれません。
そこで、視点を変えてみて、こんな考えはいかがでしょうか?

毎日目にするのがカーテン。
インテリアのバランスより、いつも「きれい」「美しい」を感じていたい。
この時のインテリアの視点はピンポイントに近いです。

広範囲考え過ぎて二の足を踏むのと、
ピンポイントで好きなものを取り入れる。
少し両極端ですが、私的にその後の生活に大きな開きが出ると考えています。

前者の場合、失敗もないですが、何も変わりません。
後者では、ドキドキしますが、気になるためよくカーテンに目がいきます。
そうすると、朝の日射しを受けたボルドーレースの美しさに気付きます。夕方では朝とは違う少し濃い目になることを、カーテンが教えてくれます。
これが晴れ、曇り、雨でそれぞれ違い、季節により、太陽の位置も変わります。
大げさにいえば、日々違う日射しの変化をカーテンを通じて感じるようになるわけです。
また、日射しを受けたボルドーレースの色が床に映り込み、バウンドし天井に、さらに奥の壁にまでうっすらとピンク色に染めてくれるのです。



もうお気づきかもしれませんが、思い切ることで上記のようなご褒美が付いてくるのです。

ここからが問題です。
「うちの家にミスマッチなのでは?」というインテリアのバランスです。
 バランス、とても大事ですが、それはなにの目線でしょうか?
家とは?住む人にとってどうあるべきでしょうか?

「オンとオフの切替の場」
「ほっこりできる空間」
「気持ちよく過ごせる空間」

結局は気持ちの問題?に行き着くのかもしれません。
そう考えると、好きなものを1つ1つ取り入れていくこと。
 「気持ちよくなれる空間づくり 」という視点でスタイリングしていくのもよいのではないでしょうか?